朝ごはんの定番と言える納豆。
つい買いすぎてそのままになってしまい、気がついたら賞味期限から1週間を過ぎていたなんてことがあります。
賞味期限を1週間ほど過ぎてしまった納豆でも、保存の仕方や状態にもよりますが、意外と食べられる場合が多いんですよ。
納豆の状態によっては、賞味期限が切れてからでも1ヶ月くらいまでなら食べても大丈夫なケースがあるようです。
それでは、納豆の賞味期限についてさらに詳しく見ていきましょう。
納豆の賞味期限を1週間すぎてしまったけれど食べられる?
はじめにも書きましたが、賞味期限を1週間過ぎたしまった納豆でも、食べることはできます。
ただし、いつもの納豆とは違う変わった臭いがしたり、見た目におかしな変化がある場合は、食べるのをやめておきましょう。
賞味期限を1週間くらい過ぎたぐらいだと、納豆の色や風味がすこし変わっていることもありますが、食べられないとうことはありません。
賞味期限から4日~5日くらい過ぎたくらいですと、納豆の豆の色が少し変わったとか、糸の引き具合がいつもと違う、といった程度で、食べてみても問題はなかったという人が多いですね
いつまでなら賞味期限切れの納豆を食べられる?
賞味期限が切れてしまった納豆は1ヶ月くらいを過ぎてしまうと、食べられなくなっている可能性がほぼ100%といえるでしょう。
賞味期限が切れてしまっても、それから2~3日後までであれば、ほとんどの場合安全に食べることができます。
もともと納豆は発酵食品なので、時間が経つにつれてその旨味が増すということもあります。
しかし、賞味期限が切れてから10日~2週間くらい過ぎると、旨味が増すことはなくなってくるでしょう。
そして、納豆からアンモニアのような異臭がする場合は食べるべきではありません。
まれに賞味期限が切れてから2週間くらい経っていても食べられる納豆もありますが、その頃になると納豆菌以外の菌が繁殖し始めてしまっていることが多いです。
納豆が腐っているかどうかの見分け方は難しいところですが、アンモニア臭が強くなっていたり、糸を引かないドロッとしたような状態なら腐敗してしまっています。
そのため、賞味期限が切れてしまって納豆がそのような状態になっていたら、食べてしまわないで処分するのが賢明です。
納豆は賞味期限切れから1ヶ月は食べられるとも言われますが、賞味期限から1週間過ぎたもので腹痛を訴える人もいます。
賞味期限を過ぎた納豆を食べる場合には、慎重に中身を確認してからにしましょう。
納豆にときどき見られる白い粒の正体は?
納豆のパックを開けたときに、表面に見える白い粒に気が付いたことはありませんか?
納豆の表面に見える、この粒は実はアミノ酸が結晶化したものです。
納豆が発酵を進める過程で、アミノ酸が結晶として現れることがあり、これは食べても全く問題ありません。
ただし、この結晶が生じるとシャリシャリした食感になるため、初めて経験すると驚くかもしれませんね。
だいたい、賞味期限を過ぎて5日から1週間くらいで、このような白い粒が納豆の表面に見られることが多いです。
賞味期限を過ぎてしまった納豆を使った料理
賞味期限が切れてしまった納豆をどうするか、そのまま直接食べるのにはちょっと抵抗がある…と思う方も多いのではないでしょうか?
こういったときは少し工夫を凝らして、納豆を使った料理で食べるのがおすすめです。
納豆入りオムレツ
オムレツは納豆を使った料理のなかでも、とても簡単で美味しいレシピの一つです。
卵をよく溶き、そこに納豆を混ぜ込み、好みの調味料を加えてフライパンで焼くだけ。
キムチやチーズを加えるても、一層豊かな味わいになりますよ。
納豆チャーハン
納豆チャーハンは、納豆を活用した料理の定番メニューの一つです。
いつものチャーハンに納豆を加えるだけで、納豆の粘り気が気にならなくなり、さらに美味しくなりますよ。
ネギを加えることで、風味もアップするのでおすすめです。
納豆麻婆豆腐
納豆と麻婆豆腐を組み合わせると、予想外にけっこう美味しいんですよ!
納豆の独特な香りが抑えられて、麻婆豆腐のとろみと絶妙にマッチします。
ご飯の上に乗せて食べれば、とても満足度が高い一品になること間違いなしです。
この記事のまとめ
今回は、賞味期限が過ぎた納豆について調べて紹介しました。
・賞味期限から1ヶ月過ぎるくらいの納豆はと食べない
・納豆の表面に見える白い粒は、アミノ酸の結晶なので食べても安全
・アンモニア臭が強かったり、ドロッとして糸が引かない場合などは食べない
・賞味期限を過ぎた納豆は、加熱して料理すると美味しく食べられることがある
賞味期期限切れの納豆を食べる場合には、異常な状態ではないかよく確認しましょう。
そしておかしな状態だと思った場合は、無理せずに食べるのはやめましょう。