ヨーグルトドリンクはカルシウム、乳酸菌、プロテインなどの栄養成分が含まれていて、栄養を手軽に補給できるため、多くの人に支持されています。
ですが、たまに購入し過ぎてしまい、気づいたら賞味期限を過ぎてしまっていた!なんてことがありますよね。
そんな賞味期限を過ぎヨーグルトドリンクは本当に飲んでも大丈夫なのでしょうか?
また、腐敗してしまった際の見分け方についても気になるところです。
この記事では
- 賞味期限と消費期限の違い
- 未開封のヨーグルトドリンクが持つ期間
- ヨーグルトドリンクの賞味期限が切れたときの状態
などについて探っていきます。
賞味期限を過ぎてしまったヨーグルトドリンクを飲むと、場合によってはお腹をこわしてしまうリスクがあります。
ヨーグルトドリンクを安心して飲むために、この記事で大切なポイントをチェックしておきましょう。
「賞味期限」と「消費期限」の違いは?
ヨーグルトドリンクを安心して飲むことができる期間はどのくらいまでなのでしょうか?
そのことを知るうえで、食品の「賞味期限」と「消費期限」の違いを知っておきましょう。
「賞味期限」と「消費期限」とは
- 賞味期限は「食品が美味しく食べたり飲んだりできる期限」
- 消費期限は「食品が安全に食べたり飲んだりできる期限」
のことです。
ヨーグルトドリンクの「賞味期限」を知っておけば、どのくらい購入するかの量を決めるのに役立ちますね。
ヨーグルトドリンクの賞味期限について
市販されているヨーグルトドリンクの賞味期限は、どのくらいなのでしょうか?
いくつかの人気商品について見てみたいと思います。
市販されているヨーグルトドリンクの賞味期限
- 明治 プロビオヨーグルトLG21:19日~21日間
- 森永乳業カラダ強くするのむヨーグルト 19日間
- 明治 ブルガリアヨーグルトLB81プレーン:17日間
- 雪印メグミルク プルーンFe 1日分の鉄分 のむヨーグルト:18日間
ここにあげたものは一例に過ぎませんが、市販されているヨーグルトドリンクの多くは、10日~2週間以上の賞味期限が設定されていることが分かります。
ただし、商品によってはより短い賞味期限のものもありますので、パッケージに記載された賞味期限を必ず確認するようにしましょう。
ヨーグルトドリンクの消費期限はどうなっているの?
一般的にヨーグルトドリンクには消費期限の表示がないことが多いです。
これは、消費期限が「品質が急激に低下する食品」にのみ表示する決まりになっているからです。
ですが、まれに消費期限が表示されているヨーグルトドリンクもあります。
それは特に品質の低下が早い商品であるため、指定された消費期限内に飲み切るようにしましょう。
ヨーグルトドリンクが腐っているときのサイン
ヨーグルトドリンクが腐っているかもしれない…というときに見られるサインがあります。
まずはヨーグルトドリンクの状態を確認するようにしましょう。
ヨーグルトドリンクが腐っているサイン
- カビが発生している
- 粘り気がある
- 変なにおいがする
- 色が変わっている
これらはヨーグルトドリンクが腐っているサインです。
このような場合は、飲むのは絶対やめておきましょう。
未開封のまま賞味期限が過ぎたヨーグルトドリンクはいつまで大丈夫?
未開封のまま賞味期限が過ぎてしまったヨーグルトドリンク…
どれくらいまでなら持つのか、あくまでも目安として参考にしてみてください。
まずは…
- 正しい方法で保存方法されていたか?
- ヨーグルトドリンクの状態はどうか?
このことを確認しておくことが大前提になります!
ヨーグルトドリンクの保存方法については、製品に記載された指示に従いましょう。
特に常温で保存していた場合は、品質が急速に落ちている可能性があるので注意が必要です。
賞味期限から数日間過ぎている
賞味期限から数日間過ぎても、未開封のヨーグルトドリンクはまだ安全に飲むことができます。
賞味期限は「食品が美味しく食べたり飲んだりできる期限」なので、わずかに過ぎただけでは味や安全性に大きな影響は無いでしょう。
賞味期限から1~2週間過ぎている
賞味期限を1週間程度過ぎてしまったヨーグルトドリンクは、未開封であっても安全性について慎重になりましょう。
ヨーグルトドリンクが悪くなっていないようであれば、飲んだとしても大丈夫でしょう。
ただし製品ごとの違いや保存していた条件にもよるので、最終的な判断は自己責任でお願いします。
賞味期限から1ヶ月以上過ぎている
賞味期限から1か月以上過ぎているヨーグルトドリンクは、未開封でも絶対に飲むのはやめておきましょう!
まれに「賞味期限から1か月以上たっていたヨーグルトドリンク、飲んでも大丈夫だった!」なんて聞くことがありますが危険です。
飲んだとしても、安全性は全く保証されませんよ!!
賞味期限を過ぎたヨーグルトドリンクはどのような状態になる?
賞味期限を過ぎたヨーグルトドリンクがどのような状態になるか、最後に触れてみたいと思います。
すべてがすぐに腐ってしまうわけではないので、飲む前にはしっかりと確認しましょう。
前のところでも触れましたが、賞味期限を1週間過ぎたヨーグルトドリンクでも、目で見た状態やにおいなどに異常が無ければ飲むことはできます。
ですが、あくまでも個人の判断、自己責任でお願いします。
では、賞味期限が過ぎたヨーグルトドリンクによくみられる状態について触れていきたいと思います。
状態①:成分が分離、沈殿している
長期間保存していたヨーグルトドリンクは、含まれる成分(例えばカルシウムやタンパク質)が分離して、沈殿していることがあります。
飲む前にはよく振ってから、飲むようにしましょう。
状態②:ドロッとしている
ヨーグルトドリンクがドロッとしていたら、要注意です。
飲むのは避けておきましょう。
本来サラサラとしているはずのヨーグルトドリンクがドロッとしている場合は、品質が損なわれている可能性が高いからです。
状態③:変な臭いがする
変な臭い、ツンとした臭いがするヨーグルトドリンクは、雑菌の増殖が原因で傷んでいる可能性が大です。
飲むのは絶対にいけません。
このような状態のときは、迷わずに捨てましょう。
この記事のまとめ
この記事では、ヨーグルトドリンクの賞味期限に関する情報をお届けしました。
ヨーグルトドリンクの賞味期限についてのポイントですが…
- 多くのヨーグルトドリンクは賞味期限が10日~2週間以上設定されている
- ヨーグルトドリンクの腐敗すると、カビが生えている、ドロッとしている、変な臭い、色の変わった、などの状態になる
- 賞味期限が過ぎた未開封のヨーグルトドリンクは、数日であれば飲むことはできる
などです。
ヨーグルトドリンクは乳酸菌、カルシウム、タンパク質を手軽に摂取できる便利な食品です。
賞味期限をよく確認して、安心して飲めるように心がけましょう。