圧力鍋を使っておでんを作るとき、じゃがいもと練り製品は最後に加えましょう!
じゃがいもは柔らかくなりすぎて形が崩れやすく、練り製品は膨張して味が落ちる恐れがあるからです。
圧力鍋でおでんを作る方法は、具材、出汁、調味料を入れて強火にするだけ。
じゃがいもや練り製品を圧力調理後に加えることで、溶けずに美味しくいただけます。
初めて作る方には少し難しく感じるかもしれませんが、いくつかのコツをつかめば、簡単に美味しいおでんを作ることができますよ。
本記事では、
- 圧力鍋でおでんを作る際の避けるべき具材
- おでんの上手な作り方のコツ
- おでんを作るときに注意すべき点
などについてご紹介します。
手軽におでんを作りたい方は、ぜひ参考にしてください。
おでんを圧力鍋で作るときに入れない方が良い食材
圧力鍋でおでんを作る場合、練り製品とじゃがいもは後から加えましょう。
じゃがいもは煮過ぎると崩れてしまい、お出汁も濁っててしまうことがあります。
練り製品も同様に、煮過ぎると膨張しやすく、旨みを損ねることがあります。
ただし、これらの具材の加えるタイミングを見極めれば問題ありません。
最初に大根や肉類を出汁と調味料と一緒にに強火にかけ、加圧調理します。
圧力が自然に下がったら、練り製品とじゃがいもを加えてさらに煮込めば完成です。
じゃがいもはあらかじめレンジで加熱しておくと、煮込み時間を短縮することができます。
また、厚揚げやさつま揚げなどは、鍋に入れる前に油抜きをすると、油っぽさが抜けて、より上品な味わいになります。
意外かもしれませんが、たまごは圧力鍋で調理しても問題ないので、ゆで卵を作り、最初から鍋に入れても大丈夫です。
圧力鍋でおでんを作るときののコツと注意点
圧力鍋でおでんを作るときは、鍋の最大調理量を超えないよう注意してください。
多くの具材を入れたい気持ちは分かりますが、規定の量を超えると圧力調理が正常に行われなくなります。
調理後はすぐにフタを開けず、圧が自然に下がるのを待ってから開けましょう。
市販のダシパックは高圧で溶けることがあるため、顆粒状のだしを使用することをお勧めします。
本格的なだしを取りたい場合は、昆布と削り節を水に一晩漬けるだけで、簡単に美味しいだしができます。
美味しいおでんを作るには、ちょっとしたコツがあります。
大根には十字に切り込みを入れ、こんにゃくはアク抜きをすることで、より美味しくなります。
調理後は少し時間を置いてから食べると、味がより染み込みます。
食べる直前に再度温める場合は、圧力鍋の蓋を開けて火にかけるようにしましょう。
まとめ
寒い季節にぴったりのおでんは、長い時間煮込む必要がありますが、圧力鍋を使うことで短い時間で美味しく作れます。
具材の加える順番や下ごしらえに少し工夫を加えるだけで、美味しいおでんが楽しめます。
圧力鍋の扱いに慣れると、煮込み時間の調整がしやすくなります。
地域ごとのダシの味付けや具材で、さまざまなおでんレシピを試すのも楽しいですね。