枝豆の薄皮は剝く？剝かない？それぞれの場合のメリットや美味しい茹で方を紹介！

夏がやってくるとビールが恋しくなりますね！

そして冷えたビールによく合うツマミが欲しくなります。

ビールの最高の相棒といえば、塩気のある枝豆ではないでしょうか。

枝豆はおつまみとしてだけでなく、料理の材料として使っても美味しく楽しむことができる季節の食材です。

とても美味しい枝豆ですが、豆についている薄皮を剝くか？剝かないでそのままか？は意見が分かれるところです。

今回は枝豆の皮を剥くか剥かないかについて、それぞれの場合のメリットについて詳しく紹介しますね。

この記事をきっかけに、枝豆をさらに美味しく楽しむ方法を知っていただけると幸いです。

枝豆ってどのような食材？

まずは枝豆について簡単に説明していきますね。

枝豆の旬は6月から9月で、ビールのおつまみに最適というイメージどおりの夏の暑い時期に旬を迎える野菜です。

じつは枝豆は成熟する前の状態の大豆なんですよ！

枝付きのままの状態で出荷されることが多いので、「枝豆」という名前が付けられたと言われています。

全国的に出荷されていますが、生産量が多いのは群馬県、千葉県、そしてやだだちゃ豆で有名な山形県などです。

通常、枝豆は茹でて食べると思いますが、重要なポイントは枝豆のさやごとに塩を加えて茹でることです。

この方法だと、枝豆に含まれている栄養を逃さすことなく茹でることができて、豆の色が鮮やかに仕上がるからです。

枝豆を茹でるときは、水の量に対して約2％の塩を加えて沸騰させます。

鍋のお湯が沸騰したら枝豆を入れて、再び沸騰させて3〜5分枝豆を茹でましょう。

その後、ざるなどでお湯を切って、塩を枝豆全体に振りかけて手で軽く混ぜます。

茹で上がった枝豆は冷水に浸して覚ますの避けましょう。

枝豆が水っぽくなってしまい、豆の美味しさが損なわれてしまいます。

茹で上がった枝豆は室温で自然に冷ますのがおすすめです。

自然に冷ますことで塩味もよく馴染んで、枝豆の美味しさが一層引き立ちますよ。

枝豆の薄皮は、茹でた後にさやから取り出した豆を指で摘むようにすれば簡単に剥くことができます。

では、なぜ枝豆の薄皮を剥くのでしょうか？

その理由は、枝豆を食べやすくすることにあります。

枝豆の薄皮を剥くことで、口の中に皮が残るのを防げるので、スムーズに食べることができます。

ちょっと高級な料理を出すお店の場合、コース料理などに使われている枝豆は、ほぼ間違いなく皮が剥かれています。

これは、お客さんが料理を食べたときに、枝豆の薄皮が口に残ってしまって不快感を感じることがないようにするためです。

家庭の食卓で枝豆をサラダや料理の付け合わせにするときに、皮を剥いて使ってみるのも良いかもしれませんね。

次に、枝豆の薄皮を剥かない場合のメリットですが、主に次の2点です。

枝豆の薄皮には食物繊維をはじめとする栄養素が含まれているので、薄皮を剝かずに食べることで肌の健康や便秘解消に効果があります。

薄皮を剝かないで豆と一緒に食べることで、枝豆全体の栄養を逃さずにしっかり摂取できることになります。

そして一つ一つ枝豆の薄皮を手間が省けるので、調理の時間を節約することができますね。

家庭で枝豆を食べるときは、豆の栄養を余さずに摂取出来て、調理の手間もその分省けるので薄皮は剝かずにそのまま食べるのがおすすめです。

もしも食卓に枝豆を出すときに薄皮を剥いたとしたら…食物繊維などの栄養が豊富なので活用しないで捨てるのはちょっと惜しいです。

もちろん薄皮をそのまま食べても良いのですが、剝いた薄皮を低温の油で揚げるとカリカリになり、とても美味しくなります。

これを枝豆を使った料理のトッピングとしてパラパラと散らすと、味わいも楽しみも倍増しますよ。

6月から8月にかけて旬を迎える枝豆は、上手に塩茹でして冷ますことで美味しさが増します。

塩ゆでして食べる、料理の素材として使う、それぞれの場合に薄皮を剥かずに食べたり、剝いてすっきりとした食感で食べるなど、お好みの方法で旬の枝豆を楽しみましょう。